後遺障害認定の基本条件

交通事故による後遺障害があった場合、症状により何級かが認定されます。何級の後遺障害認定(後遺症認定)を受けたかによって損害額の算定にも影響し、保険の保障額も変わってきます。後遺障害等級認定には等級により様々な基準が設けられていますが、その等級認定の前に後遺障害が認められるには、以下に挙げる基本条件が揃わなければなりません。

交通事故との因果関係が証明できる

症状が「今回の交通事故が原因で出た症状であるか」が、自賠責保険の調査事務所によって調べられます。
調査事務所は、交通事故によって生じた症状として妥当であるか、交通事故直後に生じた症状であるか、以前からあった症状ではないか、交通事故が起こったあとの、関係のない事実が原因ではないか、などを調べます。この調査で交通事故との因果関係が証明できないと、後遺障害認定はされません。

医学的に後遺障害が証明できる

医学的に証明ができない場合、後遺障害認定は行えません。医学的な証明とはレントゲン・MRI・CTなどの画像で異常が認められることです。しかし、このレントゲン・MRI・CTなどの画像では確認できない症状も多くあります。そうした症状を医学的に証明するには、治療内容や通院の状況などから総合的に証明します。原則3ヶ月以上経ってから出た症状は認定の対象外となりますが、医学的に起こりうる症状と証明されれば認められる可能性はあります。

障害の回復が難しいと思われること

「回復が難しい」ということは、診断書の記載だけでは認められません。「将来も事故による後遺症があり回復が難しい」と判断するには、通院し治療したことやその治療による症状の状況などが大きく関わります。「十分な治療を受けたが回復の見込みがない」ということが判断のポイントになります。

障害により労働能力が喪失されたこと

後遺障害が原因で、仕事ができなくなってしまったことが証明される必要があります。本人の自覚症状や後遺障害診断書だけではなく、経過診断書や診療報酬明細書、事故証明、事故発生状況報告書など様々なものから総合的に判断されます。

後遺障害認定(後遺症認定)の件で行政書士相談する際は、当事務所へご相談ください。当事務所は東京都港区にあり、港区をはじめ関東全域を対象として交通事故の後遺障害認定サポートを行っております。メールやお電話での無料相談も承っておりますので、是非ご活用ください。